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2011年06月07日
東北震災ボランティア (番外)

楽天キャップ。
これは今回のために用意したのではなく、東北楽天ゴールデンイーグルスが設立された当時、フルキャストスタジアム宮城で購入したものです。
じゃあ楽天ファン?というより基本的には中日ファン、けど設立当時の楽天にはかつてのドラゴンズ戦士がわんさかいたのであります。
野手では関川・酒井・益田・山崎武司・中村武志、投手には小山・紀藤。確かピッチングコーチも鹿島だったかな?
何よりも監督が田尾安志!
ある意味中日を放出されたかつてのヒーローが、スタメンで活き活きとプレーしている姿に涙がこぼれそうでした。そしてこの年に始まったセ・パ交流戦。このメンバーの楽天が中日と対戦した時には、本当に目がしらを熱くし、両チームを応援しておりました。
それはさておき、実はこの帽子が被災地で大活躍したのであります。
楽天キャップをかぶり、中日Tシャツを身に付けたぼくに、野球好きな子供から大人まで、中でも調子のいいおじちゃんが声をかけてくれたのです。
「おい兄ちゃん、あんたイーグルス好きなのか?」
「ハイ!」
「ウソつけ、シャツは中日だぞ。」
「田尾監督の頃から。山崎は同じ歳で、高校の頃同じ愛知県で野球やってたんですよ。」
「おー、そうかあ、みんな昔は中日だったよなあ。」
なんて会話がはずみ、ほんわかとした空気が流れていました。
まだまだ現地は大変な状態が続いています。けど、ふとした共通点から急に親しみが湧いて、妙に優しくなれたりするんですよね。
炊き出しのみそ汁をすすりながら
「今年の日本シリーズ、楽天対中日がいいね、今年は中日の星野監督だからきっと優勝するぞ。」
おじちゃん。
ぼくも豊橋から祈ってるよ。
Posted by 松崎 正尚 at 22:29│Comments(0)
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