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松崎 正尚
松崎 正尚

2011年06月22日

21日の勉強会(2) ひかり乳児院他

《ワークス岩西》で手配していただいたメチャうま弁当をキレイに平らげてから4時間余り、各施設の説明を受けました。
長時間にわたる案内にも関わらず、「こんなにじっくりと聞いて下さったのは初めてです。」と逆にお礼を言われてしまった。
きっと行政や一般市民にもっと現実を知ってもらいたいという思いから出た言葉だろうと思います。



すべての説明を受けた時、ちょうど《ワークス岩西》の仕事を終えたみなさんが帰路に就くところでした。
彼らもまた「さようなら、ありがとうございました。」とホントに気持ちの良い挨拶。
こちらこそお邪魔しました。お疲れ様。それと、ごちそうさまでした。



      そして今回の施設の中でもっとも気になったのが《ひかり乳児院》《豊橋若草育成園》。


《ひかり乳児院》は2歳までの乳幼児、《豊橋若草育成園》は2歳から18歳までの児童が対象。
様々な事情で養育困難な子供たちを育てています。
しかし耳を疑ったのは、もちろん中には貧困や若年出産といった理由もあるのですが、残念ながら残る半数近くは親からの虐待。
揺さぶられ症候群になり、脳に後遺症が残り、すでに目の見えない赤ちゃんが何も知らずに横たわっています。呆然としていると担当の方が「あの子も虐待されてここに来たんですよ。」と別の子を指さしている。
ニュースで見る虐待がこの街にも普通に存在していることが、悲しいし情けないです。

子育て中のみなさん、これから家族を持つだろう若い方たちへ。
お願いです。自分たちの都合と気分次第で、罪のない子供に危害を加えることは絶対に、絶対に避けてください。養育が難しい、不可能であれば是非とも施設に相談してください。
お願いですから、子供たちを傷つけないでください。・・・ね。


そんな怒りも覚えつつ、実習に来ていた豊丘高校生の赤ちゃんを抱く母親姿に、希望の星を見つけたのでありました。
  


Posted by 松崎 正尚 at 16:40Comments(0)視察・勉強会